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石丸トート堪能 [観劇]

『エリザベート』観劇2回目。

私が舞台で拝見するのはお久しぶりな、石丸幹二さんのトートを観て来ました。

5年ぶりくらいかしら~?

劇団四季で演じた役柄とはガラリと違う、黄泉の帝王、
ドキドキワクワク(=´∇`=)


羽つきゴンドラに乗って降臨された姿を見て、
魔性の姿だぁと改めて思いました。

そして歌声が低いっ!!

山口さんの囁き系とは全く違う、怪しげなエロさと怖さがありました。

力強い「愛のテーマ~愛と死の輪舞」さすがお上手です!

「闇が広がる」も、トートパートの音がとても分かりやすく
しっかり聴き取れてかっこよかったなぁ。
ここは高い音のルドルフさんがもう少しボリュームあると
バランス良くて最高なんですけどね。



石丸さんはトートの「しつこさ」にこだわっているという記事を見ましたが、
全編通して濃い、熱い帝王でした。

どこかの場面で、たまたまオペラグラス通してアップで見ちゃった
帝王の微笑み、目が悪魔っぽくて怖かったです。


「最後のダンス」も強引でなんかエロイ。
声量がすごくてたまにビリビリきてました。

フランツに最後通告をした後のエリザベートの部屋で、
机の上にどかんと寝そべり羽ペンを弄んでいる場面、
すっごい挑発的なナルシストに見えます。

2幕、エリザベートが倒れて偽医者から正体を現す時の
豪快さといったら(^m^ )
「待っていたぞ!」と上着をガバッと脱ぎ捨てるところ、
言い方も脱ぎっぷりも凄すぎてニヤリとしてしまいました。


これまでのイメージとあまりにも違いすぎるからか、
トートの数少ない普通のセリフ(トートが人間役やってるときの)
「いたぞ!」とか「君らの話を聞かせてもらおう」
という場面がすごく好きでした。
なんだかしゃべる声を聞いてほっとするんです(笑)
あ、石丸さんだぁって。

でも、群集に囲まれるシーンや、カフェで集まるシーン、
ビミョウに埋もれてる感が・・(^^;

以前よりお痩せになったのでしょうか、周りの方が高いからか
帝王がやや小さく感じます。


それ以外はほんとにスゴイトートでした。

石丸さんのトートは、一度目と歌声合わせたら逃れられなそうな
強引さに結局は捕まりそうな魔性のトートでした。


帝王が自分の中にいると考えると私は、なんだかフラッとついて
いきたくなるような山口トートのほうが好みですが(爆)


とにかく歌がすばらしいトート!!

石丸さんのCDも欲しいなぁ。



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シリウス

こんにちは!はじめまして。
通りすがりの者です。

石丸トートのポイント、全てにんまりしながら読まさせていただきました!!

CD欲しいです、私も。
アンケートに書いてはいるんですけど。

by シリウス (2010-09-27 12:21) 

ぴこにゃ

>KOEELE_tokkyさん
nice!ありがとうございます。

>シリウスさん
ご来訪&コメントありがとうございますm(_ _)m

石丸さんのしつこいトート、今思い出してもにやりとしてしまいます(笑)

CD、今回のキャストで是非発売して欲しいですね。
全バージョン買ってしまいそうです。

by ぴこにゃ (2010-09-27 22:11) 

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