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『探偵 スルース』観劇 [劇団四季]

04年以来の『スルース』観劇してきました。

今回も面白かったです!

2時間ニヤリと楽しませていただきました。


ブラックユーモア苦手なほうなのに、この作品は何故か好きなんですよね。


独特の緊張感が味わえる作品ですね。


久々に、そして念願の四季の舞台で再び下村尊則さんの芝居を
観られた事がとてもうれしかったです(#^.^#)

対する志村要さんのアンドリューも、人間くさい面をのぞかせた
なんだか憎めないイギリス紳士でした。

まぁ、紳士といってもやっぱりナルシストでサディストっぽかったけど。



幕が開いてやっぱり目が行くのが、華麗なセットと小物ですね。

この作品が好きな理由のひとつが、この舞台セット。

金魚鉢とか実際動いている柱の振り子時計とか、デスク上の猫の置物とか、
リアルで胡散臭くて素敵なんですよねぇ(笑)

中でも舞台ど真ん中にどーんと存在感バツグンなのが
浮かれ水夫くんの人形ですが。

軽快というかキチガイのような笑い声に、2度目なのにちょっとびっくり。


嘘か真か、騙し騙されの二人のゲームの応酬が見応えありました。


一幕中盤まではこちらも様子見というか、静かに流れを見守っていますが、
二幕ではちょっとした探偵のような感覚で見ていました。
重要なところは覚えているのですが、細かいセリフはほとんど忘れて
しまっていたので、3ゲーム目でアンドリューが必死に証拠品を
探している場面、ミロのヒントから、アンドリューがしゃべる前に
隠し場所が分かった瞬間、なんだかすごくうれしくなりました(笑)



結局ゲームの勝敗は、人によって感じ方はさまざま、
といった終わり方ですが、今回も私はどっちもどっちだなぁと
思ってしまいました。

ミロは高らかに勝利宣言してましたけどね。

それにしても二人ともプライド高すぎ(* ̄m ̄)
そのぶつかり合いを楽しむお芝居だけど、
つい、ミロにけちょんけちょんに言われているのを
黙って聞いているアンドリューの表情をまじまじと見てしまいました。


数年前にリメイクされた映画版との違いも考えながら見ていましたが、
やっぱりこの作品は、生の舞台が断然おもしろいです。



ところで、この作品のタイトル、『スルース 探偵』というのが
いまだにどういう意味を持っているのか分かりません。

「スルース」=「探偵」

というのは自分でも辞書で調べたから分かるのですが、
休憩時間中、近くにいらっしゃった方がお連れの方と話していたように、
「誰が探偵かってことだよね」
ということがとても気になるのです。


単純に「探偵モノ」と言いたいのか、探偵は観客であるのか。

『逆転ゲーム』とか『騙し合い合戦』とかってタイトルなら
分かりやすいんですけどね(笑)
タイトルからネタバレしてつまらないけど(爆)





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